結論から言うと、お酒は飲む量によっては育毛活動を助けてくれるかもしれません。
お酒を飲むと体がポカポカしてきます。
これはアルコールには血流を促す効果があるからです。
この他にも調べてみると、アルコールには意外と健康的な要素がたくさんあることが分かりました。
そういうことで。
本記事では、お酒による育毛効果や、育毛効果を助長してくれる「おつまみ」もご紹介いたします。
酒は百薬の長

昔から「酒は百薬の長」と言われておりますが、お酒についての健康効果を調べてみると、意外にもアルコールは適正量であれば体に良いという情報がたくさんありました。
▪️血圧や悪玉コレステロールの低下
▪️血行促進
▪️ストレス発散
体に悪いイメージのアルコールですが、「血行促進」や「ストレス発散」など、育毛に良いとされている効果があると判明。
しかし、これはあくまでも【適正量】を守ってこその効果。
飲むときは適正量を守って。
アルコールを飲むと、育毛や健康に良いことが分かりました。
がしかし、気をつけて頂きたのが、これらの情報はあくまでも「適正な量」を飲んだ場合。
アルコールを適正量以上飲むと不健康に繋がる恐れがあるので、飲み過ぎには注意をしてください。
ビール | アルコール度数5度 | 中瓶1本 | 500ml |
日本酒 | アルコール度数15度 | 1合 | 180ml |
焼酎 | アルコール度数25度 | 0.6合 | 約110ml |
ウイスキー | アルコール度数43度 | ダブル1杯 | 60ml |
ワイン | アルコール度数14度 | 1/4本 | 約180ml |
缶チューハイ | アルコール度数5度 | ロング缶 1缶 | 500ml |
※参照:アルコール健康医学協会
冷え性の人はビールを避ける

育毛に関する書籍には、「なるべく体を冷やすお酒は避ける。」とも書かれていました。
体を冷やすお酒とはビール・ウイスキー・麦焼酎・ハイボールなど。
ビール、ウイスキー、麦焼酎などは大麦や麦から作られています。
原料の麦には体を冷やす効果があり、またビールやハイボールは冷やして飲む場合が多く、体(内蔵)を冷やしてしまいます。
私もハイボールを良く飲むのですが、その際はコップに氷をガンガンに入れていました。
氷を入れたり冷やして飲むお酒は、直接内蔵を冷やしてしまいます。
「内蔵冷え」による症状

内蔵を冷やすと肩こり・片頭痛・不眠・食欲不振などの症状が出て、免疫機能が低下すると言われています。
【育毛効果あり!?】カラダを温めるお酒

もちろん、カラダを温めてくれるお酒もたくさんございます。
日本酒や芋焼酎、梅酒にワインはカラダを温めてくれる効果があるそうです。
種類 | 効果 |
日本酒・芋焼酎・米焼酎 | アデノシンやアミノ酸が豊富 |
梅酒・あんず酒 | 梅や杏、さくらんぼは体を温める効果あり |
ワイン | ポリフェノールによって血行がよくなります |
カラダを温めてくれるお酒の中でも、特に日本酒には育毛有効成分でもある「アデノシン」が含まれております。
発毛促進や育毛を助ける成分。
毛根の成長期を長くする。
※参考:クリスタル美容外科コラム
しかし、私個人的な嗜好なのですが、日本酒はたま〜にしか飲まず、あまり日常的に馴染みのないお酒。
一方で、普段飲んでいて、カラダを温めてくれるお酒が赤ワイン。
そんな赤ワインにも、調べてみたら「育毛」の効果が期待できる成分がありました。
ワインの育毛効果

調べてみると、赤ワインにもしっかりと育毛効果が期待できる成分がありました。
まずは赤ワインに含まれているポリフェノールの育毛効果からご紹介いたします。
ポリフェノールの育毛効果
赤ワインの栄養と言ったらポリフェノールです。
具体的に「ポリフェノールって何?」という方も多いのではないでしょうか。
まずポリフェノールというのは、植物に含まれている色素のことです。
その種類は5000以上にもなると言われています。
ワインに含まれるアルコールと水以外のほとんどがポリフェノールなんだそうです。
そんなポリフェノールには「殺菌効果」「抗酸化作用」があり、その効果はお肌や内臓、そして頭皮に作用すると言われています。
カラダの老化を防ぎ、加齢による薄毛や抜け毛、白髪、髪のハリの低下など抑えてくれます。
レスベラトロールに注目
さらに赤ワインに含まれるポリフェノールの中でも、最も注目すべき成分がレスベラトロールです。
レスベラトロールは通称「若返り成分」と呼ばれています。
▪️老化予防効果
▪️肌荒れ予防
▪️シミやソバカスの予防
▪️メタボ予防
他にも育毛効果にも良い「血流改善」効果もあります。
育毛にオススメなおつまみはチーズ

私は晩酌の時には、必ずつまみを食べています。
そこでオススメするのが育毛中の方は、是非ワインと一緒に「チーズ」をつまみにして頂きたいです。
じつはチーズの栄養素にも、髪の毛に良い影響を与えてくれる成分があります。
育毛剤を活性させるL-リジン
チーズに含まれているL-リジン。
L-リジンとは必須アミノ酸の一種。
育毛剤の成分をより活発にさせてくれる働きが期待できます。
育毛剤を使用している方は、是非とも摂取しておきたいですね。
頭皮を潤うビタミンA
チーズに含まれているビタミンA。
ビタミンAは皮膚を健康に保ってくれる働きがあります。
髪の根本である頭皮の健康を維持するために、育毛にとっても大切な栄養素。
カサつく頭皮に是非、摂取しておきたいビタミンですね。
▼合わせて読みたい記事
4種のビタミンで育毛を助長
“L-リジン”や“ビタミンA”以外にもタンパク質・亜鉛・カルシウム・ビタミンB2も豊富に含まれています。
タンパク質 | 髪の作る成分 |
亜鉛 | 髪に栄養を届ける |
カルシウム | 血行促進 |
ビタミンB2 | 髪の毛の成長を早める |
チーズは育毛にとってとても相性の良いおつまみ。
ですが、食べ過ぎは禁物です。
チーズの食べ過ぎにはご注意
「チーズは髪にも良いし美味しい!」
となると、ついたくさん食べてしまいそうですが、食べ過ぎにはご注意です。
▪️食べ過ぎによる肥満
↓
▪️血行不良や代謝低下
↓
▪️頭皮環境の悪化
チーズはもともとカロリーが高い食べ物。
食べ過ぎてしまうと、育毛に逆効果なってしまう恐れがあります。
くれぐれも適正量を守って食べてくださいね。
※一般的に50g〜60gまで。
参考:チーズの専門ページ
まとめ
意外にも適正量であれば、お酒は育毛活動に良い効果が期待できることが分かりました。
ですが何度も言いますが、あくまでも適正量飲んだ場合の話。
お酒の飲みすぎは薄毛の症状を悪化させる可能性や、抜け毛や薄毛を引き起こす可能性もあるため要注意です。
食べ物・飲み物は髪を育てる材料なので、適正量を守り、しっかりと毛髪をケアしていきましょう。
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